当事者目線を活かした心に寄り添う運営体制
アモル前開の強みは、代表者自身が障がいのある子どもの保護者であり、管理者も重症心身障がい児を育てているという当事者としての実体験にあります。支援を受ける立場の日常的な心配や困りごとを身をもって知っているからこそ、制度の枠組みや施設の都合を優先するのではなく「わが子に対するならどうするか」という親としての視点を軸にした運営を実現しています。この理念はスタッフ全員に浸透しており、利用者とご家族が本当に必要としている支援を第一に考える姿勢を徹底しています。
看護師を含む専門職チームが連携し、医療的ケアを要するお子さんや重度障がいの方も受け入れ可能な環境を構築しています。安心・安全・愛情という3つの支援理念のもと、集団での活動を無理強いすることなく、個々の体調や気分に配慮した居心地の良い空間を提供。「成果を出すこと」よりも「その子らしくいられること」を何より大切にする価値観で、毎日の支援活動に取り組んでいます。
3事業を統合した総合的なサポート拠点
神戸市西区前開南町の同一施設内で、生活介護事業所(定員20名)・放課後等デイサービス(定員10名)・重心児放課後等デイサービス(定員5名)の3つのサービスを一体運営しています。小学生から高校生までの重心児、療育手帳A判定や身体障がい者一級の方まで、幅広い年齢層と障がい特性に対応できる包括的な受け入れ体制を整えています。同じ法人が運営する他の放課後等デイサービスとも密に連携し、きょうだい児の同時利用や成長段階に応じた継続支援も実現しています。
西神中央線伊川谷駅徒歩約7分のアクセスしやすい立地で、常駐看護師による医療的ケアを確実に実施できる安全な環境を維持しています。入浴・食事・排泄といった日常的な生活支援を丁寧に行いながら、四季のイベントや音楽療法、スヌーズレン、感触遊び、作業療法的なアプローチなど多種多様なプログラムを用意し、心身の安定と生活リズムの確立をサポートしています。
急がない支援で育む小さな達成感の積み重ね
目に見える成長や自立を急ぐことなく、「ここが安らげる場所」「また来たくなる場所」として感じてもらうことを最優先に位置づけています。体調の変化や気持ちの波など、一人ひとりの微妙な状態に細やかに気を配りながら、本人にとって負担のない活動を通じて「できた」という肯定的な体験を大切に積み上げる手法を採用しています。無理のないペースで進める支援により、自然な形での成長を見守り続けています。
利用者の皆さんからは「アモル前開に通うのが楽しみ」「スタッフさんが優しくて安心できる」といった声が多く寄せられています。制作活動や軽い運動、季節行事への参加などを通じて楽しみながら集団に慣れ親しめるような工夫を凝らし、挑戦する気持ちを温かく応援する環境作りに力を注いでいます。重症心身障がい児や知的障がいのある方など、選択肢が限定されがちなケースでも安心して任せられる施設として、地域で確固たる役割を担っています。
家族全体を支える地域に根ざした包括ケア
利用者本人への支援と並行して、日々の育児や介護に向き合う保護者の皆様が抱える悩みや不安に対する相談対応も重要な役割として捉えています。送迎のしやすさにも配慮した環境整備を行い、「何かあったときに頼れる場所」として信頼していただけるよう、スタッフ一同が思いを共有しながら丁寧な関係づくりを日々重ねています。2024年からは新たに入浴サービスを開始し、より快適でリラックスできる時間を提供できる体制に発展させました。
神戸市西区での長年にわたる活動実績を基盤として、グループホームとショートステイ運営も手がけることで将来の生活全般を見通した支援ネットワークを構築しています。ご本人とご家族双方の負担軽減を図りながら生活の質向上を目指す総合的なサポート体制により、人生の様々な場面で末永くお役に立てる福祉拠点としての機能を地域で果たしています。


