服薬・症状観察・生活支援——精神科ケアを日常の中で届ける
精神疾患を持つ方が地域での暮らしを維持するために何が必要かを、ここでは訪問という形で直接届けている。服薬の確認や症状の観察、生活リズムへの働きかけが業務の中心で、医療行為はほぼない。グループホームや就労継続支援事業所と連携しており、利用者の生活を複数の機関が連動して支える仕組みだ。「利用者さんとの関係が少しずつ積み上がっていく感覚がある」という声は、訪問形式ならではのやりがいを伝えている。
精神科や脳神経内科で10年以上の経験を持つ職員が在籍しており、身体合併症が生じた場面でも即座に対処できる体制が整っている。主治医や関連機関との連携もしっかりしており、チーム全体で利用者を見守る構造があるため、看護師が孤立した判断を迫られることが少ない。
2025年5月開設、新規ステーションならではの風通しの良さ
埼玉県さいたま市岩槻区上野945-2に事業所を構え、2025年5月に設立した新しい組織だ。意見が出しやすく主体的に動ける雰囲気は、新規開設ならではのものと言えそうで、組織のルールや文化をつくる側に立てる環境がある。岩槻区を中心に見沼区・浦和区・中央区・大宮区を訪問エリアとし、社用車や公共交通機関で移動する。直行直帰も可能なため、事業所への立ち寄りが不要な日は実質的な拘束時間が短くなる。
緊急時は24時間受け付けており、地域住民が夜間や休日でも頼れる体制を維持している。代表の齋藤篤志氏のもと、地域に根ざした訪問看護ステーションとして着実に実績を積み上げている段階だ。
研修費補助と日勤扱いで、スキルアップの障壁を下げる
入職後の同行訪問に続き、3日間の訪問基礎研修会と3日間の精神科勉強会への参加機会がある。どちらも日勤扱いで研修費用の補助があり、学びに投資するコストが抑えられる設計だ。精神科や脳神経内科の経験を持つ職員が実践的な指導にあたるため、座学で終わらない知識の積み上げができる。未経験でも経験者でも、各自のキャリアステージに合ったサポートが受けられる点が、このステーションの研修体制の軸になっている。
将来的に管理者を目指せるキャリアパスが示されており、スタートアップ期の組織に加わることで、そのポジションへの距離が縮まる可能性がある。「研修を経て現場で動けるようになったとき、自信がついた」という声も聞かれる。
夜勤なし・時短・週1日、働き方の幅が広いことが定着を支える
正社員でも時短勤務や曜日の相談にも応じており、パートは週1回1時間からスタートできる。夜勤なし・残業ほぼなしの日勤体制と直行直帰の組み合わせで、家庭やプライベートのリズムを崩さずに働き続けられる。服装・髪型は清潔感があれば自由で、スクラブ代の支給もある。有給休暇にリフレッシュ休暇・子の看護休暇・夏季および年末年始の長期休暇が加わり、訪問手当・オンコール手当など各種手当も充実している。健康診断の補助と社会保険完備を含む福利厚生が、長く続けるための土台になっている。


